※私のリカバリーを加速してくれたものたち22選の解説(第5回)です。
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今日は「加藤諦三さんの本」について書きます。
はじめに告白しておきますと、私は昔も今も加藤諦三さんについてよく知りません。
そして、今では(上の写真のとおり)加藤諦三さんの本を持っていません。なんかすみません…。
私にとっての加藤諦三さんの本のイメージは、生きづらさに関してものすごい数の著作があって、そのどれもがだいたい同じタイトルと内容、という感じです。
最近はコンビニにも並んでいるのを目にしますね。
私が加藤諦三さんの本を読んでいたのは、離婚して少し経ったころのことです(2010~11年)。
どこで目にしたのか、どうやって手にとったのかも忘れてしまいましたが、文庫本を2冊くらい買って、とにかくドはまりしました。
「俺のことが書いてある…!」
「それもこんなにわかりやすく…!!」
そう感じたのを覚えています。
私にとって加藤諦三さんの本とは、自分に起きていることを初めて言葉にしてくれた存在だったのです。
私は加藤諦三さんの本を読んで初めて、自分に起きていることの概略を理解したのでした。
すごいのは、(私のあやふやな記憶が確かであれば)加藤諦三さんは精神医学や心理学の専門家ではないということです。
その後、私は加藤諦三さんの本が与えてくれた「私自身に起きていることの概略スケッチ」を足がかりに、精神医学や心理学、スピリチュアルなどの理論や用語に食指をのばし、それらを自分なりにアレンジして、自分をより精細に説明するようになっていきました。
それにともない、加藤諦三さんの本はだんだんと記憶の彼方に遠ざかることになりました。
しかし、加藤諦三さんの本が私のリカバリーにとって決定的に重要であったことに変わりはありません。
何だか薄い思い出話になってしまいましたが、今日も読んでいただいてありがとうございます。
明日もうれしいこと楽しいこといっぱいあるといいですね!
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